株式投資講座(改訂版)

DMI方向性指数

DMI:方向性指数について詳しく解説します。 DMIはマーケットの方向性を見極めるための指標です。

DMI:方向性指数とは

DMIはマーケットの方向性を見極めるための指標として考案されました。 トレンドの有無とその強弱を把握することが出来ます。

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DMI (Directional Movement Index:方向性指数)

 マーケットの方向性を把握することは非常に重要である。 DMIはJ. Wells Wilder Jrがマーケットの方向性を見極めるための指標として考案した。 DMIを導入することにより、トレンドの有無とその強弱を把握することが出来るため、 MACD、ボリンジャーバンドと共に、筆者が頻繁に使用する手法であるため、ここで紹介したい。
計算方法は以下の通り。
  1. ±DM (Directional Movement)
      +DM = max { (当日の高値-前日の高値), 0 }
      -DM = max { (前日の安値-当日の安値), 0 }
    ここで、記号max { A, B }はAとBの大きい方を取るという意味である。即ち、+DM、-DM共に0以上の数値を取る。 ただし、+DM > -DMなら-DM = 0, +DM < -DMなら+DM = 0となる。即ち、+DMと-DMの小さい方は0となる。
  2. TR (True Range)
    以下の3つの値幅の最大値である。
      (1) 当日の高値と安値の差
      (2) 当日の高値と前日の終値の差
      (3) 当日の安値と前日の終値の差
  3. ATR (Average True Range)
    TRの14日平均を取る。
  4. ±DI (Directional Indicator)
      ±DI = 100・(±DMの14日平均)/ ATR
  5. DXおよびADX (Average Directional movement indeX)
      DX =| {(+DI) - (-DI)} | / {(+DI) + (-DI)}   ADX:DXの14日平均。
  6. ADXR (Average Directional movement indeX Rating)
      ADXR =(14日前のADX + ADX) / 2
また、DMIの評価方法は以下の通り。
  1. トレンドの方向
    +DI > -DIで上昇トレンド、。+DI < -DIで下降トレンドであることを示す。
  2. トレンドの大きさ
    ADXの傾きでトレンドの大きさを推し量ると先行性が高い。 ただし、ダマシを避けるため例えばADX>30となる所でトレンドの有無を判断するのが望ましい。 またADX > ADXRでもトレンド有りと判断できる。
次に、BMB(9841)の2004年11月24日~2005年6月10日の間の日足、 および2002年11月29日~2005年6月10日の間の週足を用いてDMIの特徴を考察する(図をクリックしてご覧下さい)。
日足DMI 日足のチャートからADXとADXRは何回か交差しているが、2005年6月より前の交差では、 交差直後にADXの傾きが緩やかになっており、またADXの値も40に届かず明確なトレンドは観察されない。 一方、2005年6月の交差では、交差後のADXの傾きが急であり、ADXの値も40を超えており明確な上昇トレンドが あると言える。
週足DMI 週足のチャートを参照すれば日足チャートで考察した事柄がより明確になる。 即ち、2004年11月24日~2005年5月の間において、ADXは30を越えていないため、この間に明確なトレンドは無いと言える。 その後、2005年6月になって初めて30を越えそうな状況であり、これは実に2004年2月以来の上昇トレンドになる訳である。

以上で、上昇トレンドに突入しそうであることは明らかになったが、この上昇トレンドがあることが確認されれば、 その後はトレンド分析により 分析することになる。現在、トレンドチャンネルの1本目のレジスタンスラインを抜け、 2本目のレジスタンスライン近傍にあるため、これを抜ければ一段高が期待できる。 また、1本目のレジスタンスラインがサポートラインになるため、下値不安も比較的小さい位置にある。

<参考文献>

  1. 日本テクニカルアナリスト協会編, 「 日本テクニカル分析大全 」, 日本経済新聞社,2004年8月2日,第1版1刷.
  2. 林康史, 「 エリオット波動―ビジネス・サイクル 」, 日本証券新聞社,2000年6月1日,改訂新版.
  3. 会社四季報CD-ROM2008年3集夏号 」, 東洋経済新報社.
  4. アルバート-ラズロ・バラバシ(青木薫訳),「 新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く 」, 日本放送出版協会, 2002年12月,第1刷.
  5. ジェイク・バーンスタイン(青木俊郎訳),「 投資の行動心理学 」, 東洋経済新報社,2003年8月,初版.
  6. ピーター・リンチ(酒巻英雄監訳),「 ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学 」,ダイヤモンド社, 2002年3月, 第11版.

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